2017年3月9日木曜日

数学科講師藤村紀夫さんが亡くなりました

謹んでお知らせいたします。自由の森学園数学科講師 藤村紀夫さんが急逝されました。
6日に弟さんから連絡があり、4日に亡くなったとの事でした。

亡くなられた日は、30期生の卒業式であり、式の後の卒業を祝う会に出席のため、自宅を出かけたところで、倒れられ、ご自分で救急車を呼びましたが、その救急車の中で亡くなったと聞きました。人工透析もしており、体調は万全ではありませんでした。
急な事で、上記の情報も又聞きとなります。失礼がありましたら、お許し下さい。

葬儀の日程
3月12日(日)午後6時より お通夜
 (ご親族、大学の同窓生に加えて、自由の森学園の卒業生、在校生も多数参加、同僚も参加して、無事執り行われました)
3月13日(月)午前10時より 告別式
会場 戸田葬祭場 最寄り駅 埼京線浮間舟渡駅 徒歩25分
 都営地下鉄三田線または池袋駅から国際興業バスがあります。
詳しいアクセスはこちら

藤村さんは、開校2年目の1986年から勤務され、初年度は高校で3期生にあたる中学3年生の担任を持ちました。
その後12期生、15期生、19期生などと担任をしています。
(手元に最近10年ほどの記録がありません)

数学の授業の組み立てには特に関心があり、工夫をされていたようです。
この工夫には映画、映像作品への興味もありました。
また、マジックでは部活も指導され、独自の道具も製作していました。

ある年の、修学旅行期間の高校の学年ワークには、卒業生の映像作家、1期生の田髙さん、石川さんを呼び、映像作品制作の実習をした事もありました。

2016年秋の自由の森フェスティバルには、藤村さんのご尽力で、マジックで国際的に活躍する20期生小森谷さんを呼び、公演が実現しました。

2015年度に定年の60歳となり、2016年2月20日には、定年の教員の特別授業を企画する「スペシャル授業」に参加しています。
2016年度も非常勤講師として、自由の森学園に勤務中でした。実際に授業を担当している現職の教員、講師が在勤中に亡くなったのは初めての事と思われます。



写真提供 佐藤智