2021年10月5日火曜日

24期生中島空さん 講談社児童文学新人賞佳作受賞作 刊行

24期生中島空さん 2020年度講談社児童文学賞佳作受賞

受賞作 『境界のポラリス』発売中

(2020年度の応募総数は603人。新人賞の受賞作品は無かったものの、中島空さん(27歳)の「境界のポラリス」は次点の佳作を受賞。)

講談社ブッククラブのページはこちらから。試し読みもできます。


画像は、高層マンションが建ち並ぶ川口駅付近

(出版社内容情報)

恵子は中国生まれ日本育ちの高校生。母と、母が再婚した日本人の父と三人で暮らしている。ある日、バイト先のコンビニでマナーの悪い客にからまれているところを、大学院で中国文学を学ぶ幸太郎に助けてもらう。彼は、埼玉県川口市にある日本語教室「青葉自主夜間中学」で、外国人の子どもたちに日本語を教えてもいるらしい。興味を持った恵子は、この教室を訪れるのだが……。


わたしは日本人? それとも中国人? 自身のアイデンティティに悩む主人公と、日本社会に溶けこむため、懸命に日本語を学ぶ中国やベトナム出身の同世代の子どもたち。日本で暮らす困難を共有しながら、友情をはぐくんでいく彼女たちの姿を感動的に描く! 異文化交流の難しさと大切さを伝える、第61回講談社児童文学新人賞佳作入選作品。

※紀伊国屋書WEB STOREの公式サイトから抜粋


中島さんは、自由の森学園在校時は、図書館の広報誌voiceに投稿するなど、活躍していたとの事です。




10期生蟹江杏さん、絵本出版、作・イラストは初

10期生美術家 蟹江杏さんが、初めて文章と絵を担当した『ハナはへびがすき』

発売中(福音館書店:日本傑作絵本シリーズ)



蟹江杏さんはこれまで、絵を担当した絵本はありますが、作・絵の絵本は初となります。

福音館書店の書店配布用「ふくみみ」11月号の表紙に登場しています。


定価1540円

判型:253 X 232

蟹江杏さんのイラストは、自由の森学園のフリーペーパー『もりのあと』24号の表紙にて紹介しています。デジタルバックナンバーはこちらから。

また、jiyucolor の呼びかけは、7号に掲載しています。こちらから。

3.11以降の福島の子どもたち支援の活動は、2号にて紹介しています。こちらから。


アトリエ杏のウエブサイトのNEWS欄は、こちらから。









2021年9月1日水曜日

9期生木工作家五十嵐誠さん、日本工芸会新人賞を受賞!

9期生 五十嵐誠さん 日本伝統工芸展 新人賞受賞

第68回日本伝統工芸展 にて展示 



     日本工芸会新人賞 楓造(かえでづくり)彫装箱(ちょうそうばこ)


第68回日本伝統工芸展で『日本工芸会新人賞』をいただきました。

入選することすら狭き門の日本伝統工芸展でこのような賞をいただいた事を本当に嬉しく思うとともに、身の引き締まる思いです。

本展において16個の賞がありますが、この度いただいた賞は、入選5回以下、もしくは45歳以下を対象にした賞です。

特定の師につくことなくはじめた木工の仕事ですが、工芸会に所属することで沢山の学びの機会をいただき、近年では憧れていた須田賢司先生の研究会にも参加することができました。

他素材の先生、先輩方との交流も増えたことが、今回の受賞に繋がったのだと思います。

表現者としても技術者としてもまだまだ未熟者ではありますが、今は素直に受賞の喜びに浸りたいと思います。

いつも応援していただいている皆様にこの場を借りて御報告と御礼申し上げます。

(五十嵐さんのSNSより)

【作品解説】

今までは神代杉に彫刻をしてきたのですが、今回のデザインがよりよく見える材料を検討した結果、木肌の白い縮みの少ない楓をチョイスしました。

蓋を開けると三段の重ねになっていて、ソメイヨシノと神代栃でツートンにしました。ショウと呼ばれる木目が見えるように仕上げました。(五十嵐)

9期生五十嵐誠さんの作品は、自由の森学園のフリーペーパー『もりのあと』23号の表紙にて紹介しています。
デジタルバックナンバーはこちらから

五十嵐誠さんは、工房今昔堂として活動しています。

『もりのあと』の紹介文:
自由の森学園高等学校卒業後、シルバーアクセサリーの制作活動を経て、京都伝統工芸専門学校総合工芸コースに入学。板をさしあわせて家具や器具を作る指物技法を学ぶ。卒業後、「工房 今昔堂 (こんじゃくどう)」を東京都昭島市に構え、木工家としての活動を始める。その後青梅市を経て、羽村市に拠点を移して現在18年目。昨年、創元社より刊行された、『木のものづくり探訪』では、関東で活躍する木工家20名の1人として紹介された。


 「自由の森学園の教育を支える会」は、自由の森学園高等学校中学校の1985年開校以前から活動を続けている唯一の団体で「後援会」にあたる集まりです。このブログでは主に卒業生の活動を紹介しています。

詳しくお知りになりたい方は、このブログのトップの「本会について」をご覧下さい。

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自由の森学園リサイクル募金 共同企画 自由の森学園・「支える会」

 ご家庭の古書などを、ご自宅で梱包し、電話、ネットで申し込むだけで、査定の上学園に寄付する事ができます。ご自分に費用は一切かかりません。古書5冊以上。その他条件があります。
査定額がつかないものも極力リサイクルしてくれるとのことです。入間市の会社が経営しており、「通常は大学と契約していますが。自由の森学園さんなら」と引き受けてくれました。

詳しくはこちらから。よくお読みになって、ご協力ください。






2021年6月12日土曜日

自由の森学園10期生蟹江杏さんが大熊町のこどもたちと作った本ができました

 「ぼくも、わたしも、ここにいる -福島県大熊町の9人の子どもたち-」

2021年6月10日発行





絵は子ども達。会津若松に一時避難している大熊町の9人の子どもたち。

昨年1年間、会津若松に通いワークショップや給食、お昼休みには校庭や体育館など走り回り、

沢山の時間を一緒に過ごしました。

色々お話をして見えた子どもたちの「今」、それぞれの夢を綴ったワークショップを通じて見せてくれた「未来」。

震災を知らず、なぜここにいるのかもわからない子どもたちもいます。

でも、ここにいます。これからの彼、彼女らを取り巻く世界が、沢山の幸せに溢れる事を願います。

残念ながらこの本は一般発売されません。

散り散りになっている大熊町の方々に配布されます。

でも、私の身近な方々には是非ご覧いただきたいので、

今度の蟹江杏新作展会場に持参しておきます。

会場にて、私と子どもたちの1年間の記録を通して書かれたこの本をご覧ください。

<<新作展は終了いたしました>>

「 蟹江杏新作展」はこちらから
東京都が緊急事態宣言から、まんえん防止等重点措置に移行したため、
銀座シックスも土日も開けるようです。
なお、オンラインショップも同時開催するとのことです。

アトリエ杏の、次のリンクからごらんになれます。なお、新作が掲載されるのは会期が始まってからとなるようです。 こちらから。







2021年6月3日木曜日

5期生梶原阿貴さん脚本の映画「Walkingman」配信開始

 5期生梶原阿貴さん脚本の映画「Walkingman」Netflixで配信開始





2019年10月11日より全国ロードショー予定でしたが、台風にも影響され、終了いたしました。

Netflix の ページはこちらから






映画 Walkingman オフィシャルサイトはこちらから

青春物語、根底に社会への怒り 映画「WALKING MAN」、梶原阿貴が脚本
有料記事ですが、朝日新聞(11日)に掲載されました。
こちらから



自由の森学園高校5期生梶原阿貴さんは
在校時の1990年公開の中原俊監督作品「櫻の園」で、主役の一人
久保田麻紀役を演じました。
(劇中劇「櫻の園」ではロパーヒン役) 




原作は、同名のコミック、吉田秋生作

梶原さんはその後も俳優を続けていますが、
近年は、脚本作家としても活動しています。

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2021年5月9日日曜日

1期生中川大輔さん挿絵のロングセラー名探偵シリーズ新刊!

 ミルキー杉山・あなたも名探偵シリーズ 第23弾

「あいがあれば名探偵」



シリーズ最新刊、予約受付開始です。店頭売りは5/13より。

昨年同様またまた緊急事態宣言の渦中。早く解除されてみんなで本屋や図書館に行けるといいんだけどね。(中川大輔さん)

自由の森学園高校1期生 挿絵画家 中川大輔さんは1993年から「名探偵シリーズ」の挿絵を担当しています。

作者の杉山亮さんは、日本の男性保育士の草分け、おもちゃ制作も、

また、自由の森学園卒業生の父でもあります。(これは偶然だったかと)


出版元の【偕成社】はこちらから (偕成社サイトで在庫無しと表示されるのは、発売前だからです)

【絵本ナビ】はこちらから

【Amazon】はこちらから


『あいがあれば名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵)』  偕成社 2021年5月12日発売

税込み1100円

(近くの書店に予約を頼んだら出版社に電話で確認してくれ、発売はやや遅れると言う第一報でしたが、今日5月21日入荷したとのことです。別件ですが、ゲッチョ盛口満さんの新刊が岩波書店から5月下旬発売予定でしたが、こちらも遅れるようです。『ものが語る教室 ジュゴンの骨からプラスチックへ』)


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2021年2月28日日曜日

9期生桑野佑一さん 大船渡にIターンして産品を開発

 「みちのくいいもんうまいもん」横浜高島屋 

3月3日~8日 <<イベントは終了しましたが、通販もしています>>




東北物産展、中小機構主催「みちのくいいもんうまいもん」

桑野さんの株式会社シャインは大船渡市で、独自の産品を開発しています



高級粉末調味料 三陸産生うにのこな塩(仮)

日本初の生うにの粉末と当社人気No1の藻塩を合わせた逸品です!

詳しくはこちらから


<<桑野さんの仕事>>

東日本大震災を期に岩手県大船渡市にIターンし現在、同市にて「未利用資源の活用」をビジョンに掲げた、株式会社シャインという会社を立ち上げ運営をしています。

当社はフードロスの問題や、生産者さんの仕事に影響が出ている気候、海水温の上昇による漁獲の変化、貝養殖の貝毒問題、ウニ等の雑食生物の大量発生による藻原の減少の問題に取り組んでおります。

今の日本では、実際に食べられる、実は成分が良かったりするものが、大量に捨てられているという現実があります。そうした未利用資源を一磨きする事で、美味しい食品を作り、買った人を笑顔にし、更に生産者さんに還元していくことが目標と考えています。

代表する商品は昆布の根っこと国内産海水塩を併せた「昆布根の藻塩」や渋柿を利用した「柿酢」です。生ウニを活用した万能粉末調味料「生うにの粉塩(仮)」も間もなく販売開始予定です。(桑野さん)

2月13日の地震でも、幸い無事だったとのことです。

三陸海の幸の佃煮やサンマ加工品、藻塩など岩手・三陸大船渡から全国へお届けします。 三陸海の幸佃煮(牡蠣・ホヤ・鮑としる・サンマ・ワカメ・帆立らん)やサンマ加工品(角煮・そぼろ)、みみよりな帆立、根昆布根藻塩、など岩手・三陸大船渡から全国にお届けします。

株式会社シャインのサイトはこちらから


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