2018年10月3日水曜日

5期生 伊藤夏子さん翻訳書「動きが脳を変える」「限界を超える子どもたち」

動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント

太郎次郎社エディタス 2018/7/31
アナット・バニエル (著), 瀬戸 典子 (翻訳), 伊藤 夏子 (翻訳)

今ベストセラーに






















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翻訳:伊藤夏子(いとうなつこ)
1972年生まれ。自由の森学園、国際基督教大学卒業。学習塾講師、報道番組制作を経てドキュメンタリー番組リサーチャー。15年にわたり英語文献の調査・翻訳に携わる。2016年~17年、福祉施設に勤務し、アナット・バニエルを知る。

あなたが変化できる力は、想像よりはるかに大きい──
穏やかな動きで脳を目覚めさせる、ニューロ・ムーブメント入門。

心身に強さとしなやかさを。明晰な思考と鮮やかな感覚を。
指揮者・演奏家・スポーツトレーナーも実践する
「脳の可塑性」を引きだすメソッドを日本初公開!

基本的な身体の動きとそこへの意識の向け方で、
いくつになっても新しい神経回路はつくられる。
低調感を払拭し、活力へとつなげるためのレッスンを
豊富なイラストとともに。



●本書は、素晴らしい結果を生みだす脳の可塑性に
アクセスする方法を教えてくれる。
──ノーマン・ドイジ(『脳はいかに治癒をもたらすか』著者、精神科医)

●これはあなたの能力を向上させるための、強力で実践的な戦略だ。
──マイケル・マーゼニック(脳科学者、UCSF名誉教授)

●私が脳卒中から生還したときに用いた方法と同じ原理を、
アナットは応用している。彼女は動きと脳の変化を熟知している。
──ジル・ボルト・テイラー(『奇跡の脳』著者、脳科学者)

目次
■プロローグ 活力と若々しさと

同じパターンをくり返すと……/活力は意識的にとりもどせる
この消耗から脱したい/脳から痛みと制限を追いだす
よりよく思考するために/9つの大事なこと

【ニューロ・ムーブメント】
変化への助走

■エッセンス1 動きに注意を向ける──脳に新しい回路を

動きは脳の言語だ/ただ動くだけでは活性化しない
感覚・感情・思考の動き/あなたの人生を司っているのは、どんな動きか
自動操縦モードから脱する/注意を向けることで脳の活動が変わる
惰性と停滞を遠ざける/活力を生みだす鍵

(以下略)

著者紹介
アナット・バニエル(あなっとばにえる)
米国在住。科学者の父と芸術家の母のもと、イスラエルで育つ。大学では統計学を専攻。人間の脳への関心から、身体運動の意識化を探究したM・フェルデンクライス博士(1904~1984)に師事。

脳性まひをはじめとするスペシャル・ニーズの子どもたちとの30年以上にわたる取り組みを通じて、脳の可塑性を利用して本人の能力をひきだす手法(アナット・バニエル・メソッド)を編みだす。動き、感じ、考えるひとりの人間として子どもを総体的にとらえるそのアプローチは、自閉症スペクトラム、脳性まひ、ADHD、腕神経叢損傷、傾頸などさまざまな症状をもつ子どもたちへの取り組みを可能にさせた。

同時に、科学にもとづくメソッドを発展させ、幅広い年齢・職業の大人たちへのレッスンを通じて、ニューロ・ムーブメントを提唱。指揮者・演奏家・アスリートに数多くの実践者がおり、人びとが痛みや限界を超え、新しい次元のパフォーマンスに到達できるための取り組みを展開している。臨床心理士であり舞踏家でもある。

現在、カリフォルニア州マリン郡のアナット・バニエル・メソッド・センターを運営。後進のプラクティショナーの育成に励み、レッスンを希望する人びとを世界中から受け入れている。

瀬戸典子(せとのりこ)
1960年生まれ。東京女子大学文理学部卒業。企業勤務を経て学習塾経営。翻訳家として音楽・科学・歴史・ビジネス分野での翻訳多数。




















限界を超える子どもたち 

脳・身体・障害への新たなアプローチ
アナット・バニエル 著  伊藤夏子 訳  瀬戸典子 訳
発行日 2018年07月発行
太郎次郎社エディタス刊
判型 四六判・上製
頁数 256ページ
価格 本体2200円+税

出版社サイトより、
出版社サイトはこちらから

内容紹介

身体を通じた脳への働きかけが、ハンディと限界を超えさせる──
驚くべき変化と可能性を伝える。

脳性まひ、自閉症スペクトラム、ADHD、診断のつかない発達の遅れなど、
スペシャル・ニーズの子どもとの
30年以上にわたる米国での取り組みと成果を紹介。
子どもの脳と身体・感覚とのかかわりに着目し、
「できること」を大きく広げていくためのアプローチを提案する。

動くこと、話すこと、考えることの発達に、
子ども自身の力を大きく引きだす
「9つの大事なこと」とは──?

「直すための訓練」という発想から転換し、
可能性に開かれた道をさししめす。

ノーマン・ドイジ(『脳はいかに治癒をもたらすか』著者、精神科医)
マイケル・マーゼニック(脳科学者)
ジル・ボルト・テイラー(『奇跡の脳』著者、脳科学者)らが推奨する、
「脳の可塑性」を利用して力をひきだす実践法、
アナット・バニエル・メソッド、初邦訳。

詳しい紹介は、版元ドットコム、こちらから